2007年10月11日 特別号
ボーイング、B787型機のデリバリーが6カ月遅れ 初飛行も来年第1四半期初頭に再度遅れ
ボーイングが開発を進めているB787型機の納入が6カ月遅れることが明らかになった。これにより、全日空(ANA)への納入は2008年11月〜12月にずれ込む見通しだ。当初計画でボーイングは来年5月にデリバリーを予定。先月9月5日に開かれたテレフォンカンファレンスでも、初飛行を当初計画から3カ月の遅れとなる今年11月中旬−12月中旬になるとの見通しを示していたものの、ANAへの5月引き渡しは「スケジュール通り」としていた。
また、初飛行についてもさらに遅れが生じる。初飛行は2008年の第1四半期初頭までずれ込む見通しだ。初飛行については、上述のとおり9月のテレフォンカンファレンスで今年11月中旬−12月中旬にかけて実施すると、当初計画であった8月末〜9月にかけて行う予定だった。
初飛行の遅れについてボーイングは9月のテレフォンカンファレンスにおいて2つの要因を挙げている。1つは作業工程(Traveled Work)において、既に終了した部分と、未終了の部分の整合性が取れていなかったことが発覚したことだ。そのため、その整合を図るために時間を費やしたという。また、もう1つはファスナーの不足とフライト・コントロール・システムのソフトウェアのインテグレーション、そして配線に予想以上に時間を要していることだった。しかし今回の初飛行の遅れに関しては、フライトコントロールソフトウェアとシステムインテグレーションについては、後倒し要因となってはいないとしている。
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