2006年8月17日【特別号】
JAL、名古屋−広州増便/成田−シカゴを減便
成田−バンコク/デリー増便、利益13億円改善
JALグループが17日発表した2006年度下期の路線便数計画の一部変更によると、“第一弾”と称して中部−広州線、成田−バンコク・デリー線を増便するとともに、シカゴ線を減便、中部−マニラ線を運休する。全て10月29日から実施する計画だ。
そのうち、広州線は中部−広州線を週3便から週7便へ(767型機)増便する計画。このほかの中国路線については現時点では発表しておらず、“第二弾”として8月末に発表する予定。現時点ではまだ権益が確定していないとして明言していないが、JALとしては日本と上海、広州を結ぶ路線を1日1便づつ追加、あるいは1日1便で開設したい考え。中部−広州線以外の中国線も10月29日からの増便・開設等を目指している。
また、成田−バンコク線も10月29日から従来の週14便から21便へ(777-300ER等)増便する。これは昨年冬の利用率が7割を超えていたことから、今年も旺盛な需要が見込めると見て増便に踏み切るもの。成田−デリー線は業務渡航需要が好調に推移していることから、ニーズの高い日本発金曜日を追加して火・木・金・日曜日運航とし、週3便から4便へ増便する(777-200ER)。
一方、成田−シカゴ線は週14便から7便へ減便する。これについて同社は「夏場の需要と比べて冬場は需要が落ち、燃油価格の高騰で十分な収益をあげるのは困難」と判断した、と背景を説明している。ここ最近は米国大手航空会社でもニューヨーク線やシカゴ線を運休する動きが出てきており、ビジネス中心の路線といえども燃油価格の高騰が影を落としている。ANAも同路線への参入を表明しており、競争も激化しそうだ。
さらに中部−マニラ線は週4便を運航していたが、運休する計画だ。この運休分が広州線に振り替えられることになる。
JALは、これらの路線見直しによって11月からで利益ベースで13億円の収支改善を見込む。
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