2004年12月9日

 新規航空会社、将来のパイロット不足に懸念
 新規でプロパー機長誕生も、人員確保難しく

 2007年頃から日本でパイロットが不足すると懸念されているが、大手航空会社だけでなく、新規航空会社などに、この“しわ寄せ”が起こることが懸念されている。
 国土交通省によると、団塊の世代のパイロットの大量退職と、羽田再拡張などの容量拡大で、日本では2007年頃から毎年400〜500人のパイロットの確保が必要となる見通しだ。特に歴史の浅い新規航空会社では自社のパイロットがわずかで、大手でパイロット、特に機長が不足した場合に、今以上に機長の獲得が困難となる可能性が指摘されている。特に、新規会社では61才以上の加齢乗員を多く採用しているが、大手で加齢乗員の採用を拡大する動きが出てくると、新規に流れる加齢乗員の数が今以上に少なくなる。外国人機長も日本で乗務開始するまでに時間がかかり、費用もかさむため、外国人乗員の拡大は容易な問題ではない。


WING DAILY CONTENTS
<HEADLINE NEWS>
★新規航空会社、将来のパイロット不足に懸念
 新規でプロパー機長誕生も、人員確保難しく
  ・・航空大学校生の拡大も財政上難しく
  ・・外国人の日本での乗務で、規制緩和求む声も
  ・・国交省、団塊世代対策で年度内に方向性
<航空関連ニュース>
★MTSAT新1号機、来年1-2月に打ち上げを計画
 計画発表もブースター試験延期で微妙な部分も
★Edy更に拡大、名鉄グループ11社でEdy導入へ
 12月からAMC Edyカードでマイル積算も
★11月沖縄線旅客数、羽田/大阪線不振で3%減少
 昨年好調な需要の伸びが“一段落”か
★成田新高速鉄道整備で、環境アセスが本格化
 2010年の開業に向けて環境アセスの手続進む 
★定期航空協会、17年度税制改正で要望
 環境税に反対、離島路線の航燃税軽減延長も
★大阪市、10日まで関空PRで上海にミッション
 上海市政府、上海航空などを訪問予定
★ANAがDHC8導入、丸紅エアロがG-Vを新規に
 11月航空機登録、SKYの767-300ERは来年2月
★空港警備態勢など重点点検事項に
 航空局、年末年始の安全総点検実施
<海外メーカーニュース>
★ベトナム航空、A321型機を10機追加発注
 既に発注の5機に追加、2006年春から引き渡し
★ボーイング、チャイナに14機目の747-400納入
 現有747はボーイングが買戻し、7E7向けLCFへ
<旅行関連ニュース>
★HIS鈴木社長、法人取扱額1割目標に強化
 関東と地方の格差縮小が課題
 高品質商品造成へデスティネーションを開発
 団塊世代のシニアの旅行志向に自信示す
★名鉄観光、来年度の送客目標は地球博80万人
 海外は中国を重点に、全社一丸で送客増目指す

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