2004年12月7日

 11市協、伊丹空港の格付け「第一種」堅持を
 従来の方針堅持も、格付け“検討”は否定せず

 大阪国際空港騒音対策協議会(11市協)は6日、伊丹市内で幹事会を開催し、11市協としては、伊丹空港は「存続協定に至った経緯及び協定の趣旨に照らして、今後とも第一種空港として管理・運営されるべきである」と、国が二種Aへの変更を提案したのに対し、あくまで第一種を堅持するよう求めた。
 既報の通り、これはさる11月8日に国土交通省が提示した案に対し、11市協としての見解を伝えたもの。格付けについて、国交省案では「二種A空港への変更について引き続き検討を行う」と、すぐに二種Aへ格下げするものではないと結論を先送りしたが、11市協として改めてこれに第一種の堅持を求めたことになる。
 ただ、11市協では今回、本紙の取材に対し「(格付けについての)検討自体がダメだとは言っていない」とし、大阪府知事などが指摘するように、来年度の予算編成を睨んだ、このタイミングではなく、中期的な観点から関西圏の空港の位置付けを検討することには一定の理解を示した。この部分で、両者が歩み寄る余地が出てきた可能性もありそうだ。なお、国交省は、11市協の意見を受けて、今週中に国交省としての考え方を回答する予定だ。
 周知の通り、財務省は関西空港の二期事業の施設整備費の予算計上のための“宿題”として、伊丹の二種格下げを強く要望している。財務省は、“すぐに”格下げを実施するよう求めているとされ、財務省とどこまで歩み寄れるかが、予算編成に向けた大きなポイントになると見られる。


WING DAILY CONTENTS
<HEADLINE NEWS>
★国交省、外航5社の燃油サーチャージ認可
 片道8〜25ドル、1月1日以降から徴収開始
 ・・IATA運賃値上げ、5%以下に下げる方向
 ・・運賃値上げ3%未満+サーチャージ併用か
 ・・発売済ツアーでサーチャージ追加徴収可能か?
★11市協、伊丹空港の格付け「第一種」堅持を
 従来の方針堅持も、格付け“検討”は否定せず
 ・・環境対策費の利用者負担には一定の理解
 ・・来年から利用者負担導入の公算強まる
<航空関連ニュース>
★羽田─金浦、少なくとも1日8便に増便を
 朴アシアナグループ会長、観光交流拡大に急務
★2008年のサミット、関西への誘致を検討
 四者懇談会、2007年の関空二期供用も睨み
★スカイネット11月、2路線とも旅客数前年割れ
 昨年の就航キャンペーンの反動か
★CBB社長が民間航空機部門セールス担当副社長
 ボーイング、役員人事を発表
★ADO、羽田−函館線の運賃・ダイヤを決定
 運賃は大手航空会社よりも数千円安く
★15日に航空会館で蒲生保安企画課長が講演
 「航空管制の将来像−Sky High Way構想中心に」
★羽田再拡張事業推進チーム等が授章
 16年度広瀬真一賞決まる
<海外メーカーニュース>
★7E7サプライャーにソフトウエア会社2社追加
 ボーイング社
<旅行関連ニュース>
★東急観光10月取扱額、2カ月連続のマイナス
 海外10%増も国内15%減、訪日47%減に
★10月アジア・太平洋地域への日本人訪問者数
 中国が3カ月連続30万人台、04年は330万人台へ

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