2004年10月4日

 第二四半期は国際線が好調、国際線黒字化必達を
 ANA大橋社長、燃油高騰で今期130億円費用増

 全日空の大橋洋治社長は1日、専門紙の記者会見で、今期上期は国際線を中心に好調に推移していると説明、「原油高というコスト面での懸念状況があるが、更に営業努力を重ねて今年度のコミットメントである国際線の黒字化の必達を是非とも果たしたい」との意欲を示した。
 大橋社長によると、第二四半期は需要面では好調に推移しており「とりわけ国際線の実績はビジネス、旅行とも堅調に推移している」と述べた。特に中国線は日本発の旅客需要が第二四半期で「2002年度のレベルを実質的に上回って、今日(10月1日)から始まる下期も中国側のビザの解禁エリアの拡大で需要が期待できる」と、特に昨年落ち込みが顕著だった中国線の需要回復が顕著であると説明した。また、日韓線も好調で、同社の久保小七郎常務取締役によると、成田、関西−ソウル線とも7、8月の利用率は90%を超えているという。さらに、他方面でも、7、8月は北米のエコノミークラスの利用率が100%程度で推移しており、欧州は7月からビジネスクラスがフランクフルト線を中心に好調で、7、8月のビジ割の利用は前年比150%を超えているなど、国際線が全方面とも好調に推移していると説明した。大橋社長によると、こうした好調を受け、国際線は上期のみで見れば黒字達成の見通しだという。下期については下に記載しているが、IATA運賃の値上げは来年になってからとなるため、燃油価格高騰の影響を増収努力やコスト削減努力でどこまでカバーできるかどうかが課題となる。


WING DAILY CONTENTS
<HEADLINE NEWS>
★第二四半期は国際線が好調、国際線黒字化必達を
 ANA大橋社長、燃油高騰で今期130億円費用増
★「クラスJ」、グッドデザイン賞を受賞
 JAL、「クラスJ」平均利用率は85%超える
★着陸料問題等は来年4月以降にIATAと交渉へ
 成田国際空港、上期は収支目標3-4ポ上回る
★愛知県、JA2004で名古屋空港のPRを展開
 12日からのNBAA総会でもプレゼンの予定
★ハイアットとシェアジェットがマーケティング提携
 日本でもビジネスジェットのチャーター事業展開
<海外エアラインニュース>--------------------------------------
★NWA、新CEOにスティーンランド氏
<旅行関連ニュース>------------------------------------------
★JTB8月実績、海外旅行団体倍増で02年比2%増
 国内旅行6%減で、総取扱額は02年比1.5%減

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