2003年8月11

 航空局「管理の受委託」要件緩和を検討
 実現ならJASエアバス機もJAL便名付与可能に

 国土交通省航空局は、近年航空会社で急速に広がっている「管理の受委託」の要件緩和について検討を開始した。
 現在、国内航空会社では、例えば便名は「ANA」だが実際に運航しているのは 「ANK」というように、便名のワンブランド化が進んでいる。これは、知名度が高い航空会社の便名を付けた方が営業上のメリットが大きいことなどから広がっているものだが、こうした管理の受委託を行う場合には航空法113条の2に基づき、国土交通大臣の許可を受ける必要がある。この際に、通達では『運航会社が使用する機材と同一の機種を、委託する航空会社が運航した経験を持たなければならない』という要件(同一機種要件)が盛り込まれており、例えばJALとJASは統合したものの、JALはA300、A300-600R型機の運航実績がないため、現状ではJALという便名を付けることが できなくなっている。これは、ANAグループでも同様で、例えばANA本体はDHC8-300型機の運航経験がないため、ANA便名を付けることができないなどの制約がある。
 このため、航空会社はこの要件の緩和を求めており、これを受けて国土交通省航空局では「同一機種要件をなくすることも含めて」(航空局)検討を始めたもので、 16年度内の実施に向けて検討を進めていく意向。


WING DAILY CONTENTS
■■HEADLINE NEWS■■
★航空局「管理の受委託」要件緩和を検討
 実現ならJASエアバス機もJAL便名付与可能に
■■ニュース短信■■
★スカイマーク青森線LF34%、徳島線徐々に改善
 6月輸送実績、青森線は3カ月連続で3割台に
★JALグループがエアドゥ旭川線に対抗値下げ
 完全同額なマッチングなしも流出防ぐ
★香港国際空港の一部民営化でIATAがコメント
 「適切な使用料/タイムリーなインフラ整備を」
★日本エアコミューター、8日は台風で91便欠航
★オレンジカーゴが東京事務所を羽田に移転
★エミレーツ就航記念してドバイ旅行セミナー
 第7回関空わくわくセミナー
★GE90-115BエンジンにFAAの型式証明
 B777-300ERに独占搭載
★防衛庁C-XエンジンにGE製CF6-80C2決まる
■■海外エアラインニュース■■
★AAL、NY線デイリーに復便、9月18日から
欧州系3社、7月の輸送実績
 アジア路線回復傾向も依然弱含み
■■旅行関連ニュース■■
★5月訪米日本人数、39%減の17.9万人
 イラク戦争の終結で4月値よりは上昇
★9月末にスペイン観光ミッションが来日
 東京・大阪でワークショップを開催

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(c)航空新聞社 2003

当ページのニュースは、日刊民間航空E-MAILニュース「WING DAILY」
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